今日のお題:log(ログ)関数の見方について
今回はlog(ログ)関数について紹介します。この関数は指定した<底>に対する<数値>の対数を求めます。
$$底とはy=a^xにおけるaを表すものである。$$
$$対数とは「〇を何乗すれば△になるか」を表す数をいいます。$$
log(ログ)関数はこんなところで使うと便利です。
まず、対数を扱う意義の一つは、小さな数で大きな数を扱えることです。2つ目は、その本体が指数であるため、指数法則に基づいて、加減の減算で乗除の計算ができる点です。
$$例えば6^{ 20 }があるとします。$$
$$普通に計算するとかなり時間がかかりますが、対数を使えば6^{ 20 }が何桁になるのかが分かります。
つまり、極めてケタ数の大きい数の面倒なかけ算や割り算を易しい足し算や引き算になおしてくれるのでこういった計算に役立ちます。
指数対数の見方
$$q=a^pのときP=logaqと表わし、aを底とするqの対数という。
※logaqは「ログaのq」と読む。
また、この対数においてqを真数という。
底と真数には条件があり、
a>0、a≠1;q>0
次にlogを使った数式ですがたくさんあるので次回にします。
今回はこれで終わりにします。