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今日のお題:三角関数でのExcelでの使い方
今回は三角関数でのExcelでの使い方について説明します。
本格的に説明するためにラジアンというものを用いるのでそれについて説明します。
ラジアンとは
ラジアンとは角度の単位です。
どういうことかといいますと、30°、45°、60°、90°という角度を別の言い方をして表すことです。表し方としてはπ(=180°)というものを使います。
$$例えば30°は180°の\frac{1}{6}だから\frac{π}{6}、45°は180°の\frac{1}{4}だから\frac{π}{4}というふうに表します。$$
これがラジアンです。これを用いてExcelの関数についてみていきましょう。
Excelでの使い方
以下の表があります。
度数 | 0° | 45° | 90° | 120° | 180° | 360° |
ラジアン | 0 | π/4 | π/2 | 2π/3 | π | 2π |
角度が45°の場合のsin、cos、tanを調べてみます。
sin関数からみていきます。
sin45°は「=SIN(RADIANS(45))」と入力します。
ここでの「(RADIANS(45))」とは45°をラジアンに変換して
「=SINπ/4」となることです。
すると0.707107と出ます。
cos45°は「=COS(RADIANS(45))」と入力します。
すると0.707107と出ます。
tan45°は「=TAN(RADIANS(45))」と入力します。
すると1と出ます。
同じように90°、120°、180°、360°も行ってみると
sin90°=1、cos90°=0、tan90°=なし
sin120°=0866025、cos120°=-0.5、tan120°=-1.73205
sin180°=0、cos180°=-1、tan180°=0
sin360°=0、cos360°=1、tan360°=0
となります。
しかし、例えば「=SIN(RADIANS)(180))」と入力したときに、
1.22514845490866E-16と出るがこれは近似値と言って、プログラム上正直に
パソコンが表示してくれたものなので気にしなくてもよいです。
意味としては、1.22514845490862を10で16回割った値、つまり0.00…と続くので
0になります。
他にもありますが計算ミスとかでなくてプログラム上、正確に計算されているので
気にしなくても大丈夫です。
まとめ
今回は、三角関数の意味について結構長くなってしまったが覚えといて損はないと思います。
以上で三角関数の説明を終わりにします。